電車がしばし停車していた
その電車の入り口の何故か“際”に、後ろ向きで立っている
40代位の男性がいた
そんなに混んでいないのに「もう乗ってくるな」といった
感じなのかとても邪魔な位置に立っていて迷惑だった
何の気なしに男性を押しのけ車内に入った
すると男性はすさまじく怒り出した
「スミマセンくらい言って乗ってきたらいいだろう!!!」
こちらにも言い分(アンタが邪魔なんでしょうが、詰めて乗れ)
は合ったが面倒なので丁寧に「スミマセン。」と謝った
そこに突如、一部始終を見ていた年配の女性が参上した
私に向かって「あなた、いいからこっちに来なさい!」
へ?は、はい…
(腕をつかまれ車内の奥に連れて行かれる)
「まあ~あの人ずいぶん気の短い人ね~こっちに来て!
危険だから」
す、すみません
(何だかわからないが、かくまわれた)
静まりかえった車内で
「あなた、こちらのつり革につかまって!」
これは意味がわからなかった
弱々しい私を見て、電車の揺れにも注意しなさいという事か
すると座っていた人が
「何、君、具合悪いの?」
と言ってきた
いえ、そういうわけでは
私も何がなんだかわかりません…なんだろう?
注目あびて困ったな
そのうちいたたまれない男性が電車を降りてしまった
「よかったわね、あなた!あの男、出て行ったわ!
ね~変な男よね~」
でも車両を換えただけで実は付け狙われて恨みの
包丁ブスリ事件とかにならないよねえ・・・
と少々恐怖を感じたが、考えてみたら男性はそこまで変な事を
したわけではない
女性が自分を押して乗ったのを注意しただけだ
むしろ自分にとって普通の事だったはずが、年配の女性の
行動により、まるで自分が変質的な人間であるかのように
差し向けられてしまったのだ
女性はその後、金髪長身の男性ら(連れがいたとは)と
『日本ではレディファーストよりも年功序列なんだね』
などと語り合っていた
それにしても「変な人」とそうじゃない人との差とは実に
曖昧だ
運次第では、例え正統なはずだったとしても
変な人扱いされてしまう危険があるのだなあと思った
年配女性の出現でたちまち私が被害者のようになって
しまったのだから恐いものだ
本日の家庭菜園
(大葉とゴーヤの種を蒔く)
大葉は10枚、ゴーヤは1本出来れば元がとれる
